子犬物語 8


1ヶ月が過ぎ、結局ロックは見つからなかった・・・・




「本当に、何処へ行ってしまったんだろう・・・・」


動物管理所へは3日おきに出掛けた。
「今日こそは居るかも知れない」と毎回祈る気持ちだった。

2ヶ月が過ぎた頃、子犬のいっぱいいる檻をまた見てみた。
この檻はあと3週間、この檻はあと2週間、
そして、この檻にいる子犬達は、あと1週間で殺されてしまうんだ・・・
「出来る事なら、みんな助けてあげたい・・・」


そう思いながらずっと見ていると、ロックの小さい頃に似た子犬が目に止
まった。
短毛なのも一緒だし、耳の形も似ていた。
「そうだ、せめて一匹だけでも助けてあげよう!」


動物管理所の人に言った。
「この子犬を下さい。」



車に乗せて、家に帰る途中、ロックの事を考えていた。
「まだ、ずっと捜すからね・・・」



家に着いて、この子犬にクッキーという名前をつけた。
お腹空いていると思い、ご飯をあげたら・・・・・なんと、




この続きは、2/14(金)「かわいそうに・・・」と、
3/10(月)「子犬物語」で書いたとおりです。
宜しかったら、もう一度読んで下さいね。
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これから、コロの話をします。




つづく・・・・・

                  

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